どもども大藤です。
ようやく、ひと段落ついたので、待望の宇都雅史さんの本「消えるサイト、生き残るサイト」を読むことができました。
今回のその本について、ご紹介というか書評のような感じでお話したいと思います。
まず、全体的なことですが・・・
何といっても出色なのは、SEOの本であるのもかかわらず、htmlソースについての技術的な説明がほとんどないことです。
というか、そういう「h1タグはどうする」とか「キーワード出現率は何%」とかいう非本質的なSEOを否定した、言うなれば、日本初のマトモなSEO解説本であるといえましょう。
この本に対する現状での世間一般の評価は未知数ですが、将来的には、SEOのバイブル本として、すなわちネットビジネスをかかわる者すべての共通言語として、読まれる日がくることでしょう。
さすが、宇都さんですね。
さて・・・
この本の趣旨を、おもいっきり簡略的にいうと
「まじめに努力するサイトが生き残り、詐欺的な上位表示をしているサイトは消される」ということです。
もっと簡略化すると
「誠実な努力はむくわれるが、インチキは排除される」
ということに、なります。
「そんなの当たり前じゃない(笑)」
と誰でも思いますよね。
といいますか「まじめに努力しましょう。インチキはやめましょう」なんて話が、わざわざ本になるなんてことは、偉人伝くらいなものでしょう。
一般のビジネス本は、そもそも懸命に努力することが前提で、その先を論ずるわけです。
ところが、SEOの世界は、あまりにもデタラメが横行しすぎていて、普通の正論を語る人がいなくなっているという現状があります。
常識的なこと、普通のことを述べると、革命的な先駆者となるわけですから、SEOの世界って不思議ですね。
まあ、それはそれとして、今回の宇都さんの本は、高い技術と志の高さの両方を兼ね備えた名著といえるでしょう。
「 地獄をさまよい続けてきた私にとって、このような現実を黙って見過ごすことは、苦痛の極みである。なぜなら、ニセモノの強者に翻弄されるサイト運営者が、昔の自分と重なってしまうからだ。
そう、だから、私はこの本を書いた。
サイト運営者を救うことで、昔の自分を救うことができるかもしれない。
そう思いながら、原稿を書き進めたのである。 」
(「消えるサイト、生き残るサイト」6ページより引用)
ニセモノであることは簡単である・・・とりあえず技術があればいいから。
ホンモノであることは難しい・・・技術と誠実さが必要であるから。
そして、ホンモノであり続けるの困難の極みである・・・
技術と誠実さと、そして、体を張って生き続ける魂が必要であるから。
お笑い芸人がテレビ界を席巻して久しいですが、その理由は簡単です。
体を張って生きている人間だからです。
そういうことですので、
宇都さんが、宇都さんのままである限り、カリスマと呼ばれる日もそう遠くないことでしょう。
ということで、次回は、もう少し細かなお話をします。
ではでは
